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2021/05/08 16:09


「MOROCCO in BLOOM」と題しまして
春の新商品をご紹介する記事
に続き
今回は タンジェ ブルーのおはなし

潮風を感じる港町タンジェ
タンジェは、モロッコの北側の街。
ジブラルタル海峡を挟んだ向こう側はスペイン。
フェリーに乗って1時間あまりで
アフリカ大陸とヨーロッパ大陸を行き来できる港町です。

もともとスペインの植民地だった歴史もあるので
モロッコのイスラムの文化の中に
南欧の陽気な雰囲気をミックスしたような街です。

春のとろけるようなやさしいブルー

私は基本的にモロッコにはマラケシュ、
カサブランカが仕事の中心なので
他の街に行くことが少ないのですが、

数年前の春にタンジェに数時間だけ滞在したときに見た
ピンクの雲に溶けていくような
夕焼けの空がとっても印象的でした。

マラケシュのピンクの土壁に映る
空色もとっても魅力的ですが、
春になって少しあたたかくなった海面に浮かぶ
とろけるようなやさしいブルーがとても好み。

ニュアンスのあるブルーを探して

モロッコに惹かれる理由は
その色の鮮やかさにあります。

インドや東南アジアもとっても鮮やかなんですが
モロッコはビビットな色もあるのですが
中間色というか、少しくすみ感がありながら
柔らかくやさしい色味がとっても好みです。

今回春のバブーシュシリーズでブルーを作ろうと思ったとき
真っ先に思い浮かんだのがタンジェの空でした。


少しピンクが混ざったような空色です。
なのでマラケシュ・ピンクと相性もとっても良いのです。
パステルですが、くすみ感があるので大人っぽい印象。
個人的には今回のシリーズでこの色が一番好きです。




とろけるような春の空色”タンジェ ブルー”
ぜひチェックしてみてください。


MOROCCO in BLOOMと題した
春のバブーシュのご紹介記事は今回で最終回です。

4月から5月の気温が上がりはじめて
街中に花が咲き緑が生い茂る
春のモロッコの雰囲気を商品や記事を通じて
少しでも感じていただけたら嬉しいです。