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2020/01/23 00:00

フランスはマルシェが楽しい

昨年9月にフランスのパリからスタートし、ブルゴーニュ→プロヴァンス→コートダジュール→バスクというフランスを巡った旅。旅に出たら必ずその土地のマルシェ(市場)に行くのが楽しみなのですが、この旅でも毎日のように出かけたマルシェ。国土の広いフランスでは、その地方その地方で異なる文化を持ち、マルシェで出会う食材や花や工芸品も異なり、土地の匂いを感じることができる貴重な体験です。

週末は南仏の蚤の市へ

ヨーロッパの多くのマーケット(フランスではマルシェ)は、春~夏の週末にはアンティークの市が立ちます。家庭から出るセカンドハンド、デッドストック、衣類、家具、雑貨、不要品と思われるガラクタまで。気候の良い夏場の週末にアンティークをぶらぶら眺めながら、お宝探しは楽しい!


特に南仏は世界屈指のリゾート地なので、富裕層が所有する別荘から出るアンティークの質が高くまた、珍しいものを所有していることが多いので、50年代、60年代のヨーロッパのアートの黄金期を飾った作家たちの秘蔵品などが出ることもあったり。

陶芸の街ヴァロリスで見つけた逸品

高級リゾートニースから車で西に40分ほど走った場所にある陶芸の街ヴァロリス。そちらの蚤の市で出会った南仏を代表する陶芸家Robert Picault(ロベール・ピコ)の器たち。グリーンとブラウンの釉薬の組み合わせは、ピコの代表的な作風として有名です。

◇Robert Picault(ロベール・ピコ)1919年-2000年
パブロ・ピカソと同時期に南仏の陶芸の村ヴァロリスで活動し、ロジェ・カプロンとの進行も深かった陶芸家。1950年代を全盛として精力的に作陶する中で辿り着いた南仏らしさを感じる特徴のある蒼碧とブラウンの釉薬は、彼の作品を彩る代表的なカラーとなりました。手描きで描かれた模様が素朴で優しい雰囲気を纏います。

ロベール・ピコ商品一覧

コレクターの秘蔵品


ぽってりとした赤土の風合いと手描きの絵付けが愛らしい器たちです。蚤の市でピコのコレクターのご婦人から一式買い取ったそうで、単品で出回ることは多いのですが、シリーズでそろっているのは珍しいのだそう。私が真っ先に可愛い!と手にした、手付き皿は5種柄がそれぞれ違って、並べておくだけでとても素敵!フランスでは手付きの皿はソースやスパイスを入れたりして使うそうです。

ロベール・ピコ商品一覧

全て貴重な1点ものです。ぜひご覧くださいませ。