2022/08/12 16:03
皆様、暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか？
去年も一昨年も夏は暑かったはずなのに、
今年の夏がやたらと暑く感じるのはなぜなんでしょうか・・・
私は先日モロッコ→ヨーロッパと出張していました。
商品やショップ以外の情報をブログで書いていなかったので
「買付日記」と題して久しぶりに旅コラムを書きたいと思います。
今ちょうど夏休みを取られている方も多いと思いますが、
海外に行った気分で読んでいただけたら嬉しいです。
2022年7月モロッコへの渡航準備
昨年に比べるとモロッコへの入国制限も緩和され
ワクチンを2回以上接種していれば陰性証明書も必要なく
入国できるようになりました。
※昨年は陰性証明書、帰国後3日間のホテル隔離がありました。
フライト予約
当初予定していた航空会社のフライトがロシア問題で全欠航。
ということで渡航直前に航空券を取り直ししたり
日程変更のためホテルの手配しなおし、
取引先へのアポ取り直しなどなど。
この情勢ではヨーロッパの経由便は
またキャンセルや変更が発生しかねないと思い
コロナ渦でも安定した運行を行う中東系の航空会社にしました。
カタール航空、エミレーツ航空、ターキッシュの3択だったのですが、
通常だとカタールとターキッシュは1回乗り換えで
マラケシュまで行けて楽な路線なのですが、
コロナ渦の減便で日程がかなり限られていて
良い感じの旅程になるチケットをとることができませんでした。
その点、エミレーツ航空はコロナ渦ながら東京－ドバイ間を
毎日運航しており遅延もなく安定していて
ドバイーモロッコも比較的乗り継ぎが良かったので
今回はエミレーツ航空に決定。
旅の書類準備
コロナ渦で日々各国の入国ルールや必要書類が変更になるため
毎日大使館のＨＰをチェックしつつ書類準備。
まずは
ワクチン接種証明書（紙）これは2回目の時に申請したのですが
3回目が終わったら申請しなおさなければいけないため手配。
デジタル版ワクチンパスポートも手配してスマホに入れました。
モロッコの入国書類（健康フォーム）。
これは飛行機の中でも配られるのですが、
成田空港のチェックインの時に航空会社のスタッフにチェックされるので
プリントアウトしたものに書き込んだものを準備。
海外旅行保険の補償内容証明書
これは念のために持って行ったのですが、
万が一現地でコロナに罹患した場合に
契約しているクレジットカード付帯の海外旅行保険の
補償内容が書かれた英文の証明書です。
渡航国によっては入国の時にこの補償証明書を
提示する必要がある国があるようなのですが（モロッコは不要）
補償内容が書かれていたり、連絡先、請求先が書かれていたりするので
現地の病院にかかった時に安心のために持っていきました。
ちなみに私が契約しているクレジットカードでは
海外渡航中にコロナに罹患して治療が必要になった場合の
治療費、交通費はもちろん、
今とっても問題になっている
日本帰国用のＰＣＲテストで陽性が出てしまった場合、
帰国便に搭乗できない、2週間以上現地延泊など
帰国難民になった場合も、フライト取り直しにかかった費用、
延泊代なども補償してくれる保険でした。
海外に出張しはじめて初めて海外旅行保険のありがたさを感じたのでした。
幸いにも使うことはありませんでしたが、
万が一に備えてお守りのような安心感がありました。
2週間前から自己隔離スタート
この時期の海外渡航で一番恐ろしいのは
現地でコロナに罹患してしまい、
スケジュール通り旅程をこなせなくなること。
そして何より陽性が出て帰国できなくなってしまうこと。
私は昨年の夏の渡航の時も渡航2週間前から
極力人には会わず、人ごみは避け、食事会や飲み会もお断りし、
勝手に自己隔離をやって渡航に備えていました。
海外出張はたださえ飛行機の長旅と気候の変化で体調を崩しがちなので、
健康的な生活で体調を整えて免疫力をあげて
コロナにかかりにくい体つくりにも役立ったような気がします。
このような感じで万全の準備で今回の海外出張にのぞみました。
コロナ渦に海外に買付に行く理由
今海外に渡航するのは渡航費も高く、
準備が面倒かつ、いろいろとリスクが高いです。
なのになぜわざわざ現地に飛んで買付をするのかと言われれば、
現地で直接モノを見て考えて企画して、土地の空気を感じながら
職人と話して、素材や色を選ぶことで、
私の理想に近い形の商品が出来上がり、
直接自分の目で選ぶことで
納得のいく買付ができます。
ＩＴ進化とともにリモートでも買付は可能ですが、
現地で感じること自分の目で選ぶことは
私の仕事のもっとも大事な部分であり、
ＳＯＭＭＥが大切にしていることだと思っています。
現地に赴いて目を見て話すことって大事だな、と
コロナになってからつくずく感じます。
そこに価値を感じつつ、商品をご提案していくことが
私の仕事の醍醐味なのです。
次回はモロッコ旅の様子をお届けします。
お楽しみに。
