GW期間中倉庫休業/次回発送5/10(金)

2022/08/25 17:54

モロッコ・マラケシュでの買付2日目です。


初日からぐっすり眠れたお陰で
すっかり時差を調整できて体調万全。

ホテルの朝食を1時間かけてゆっくり取って
コーヒーを飲みながらPCワークを行い
優雅なマラケシュ出張の朝はスタート。

バイクに乗って西へ東へ

買付2日目は9時半に、
マラケシュのランドマークともいえる
クトゥビーヤモスク前で待ち合わせ。

モロッコ人のビジネスパートナーを待っていると
久々に見つけたアジア人が珍しかったようで
観光目的と思われてガイドのおじさんについてこられ・・・

[※22年7月現在日本人、中国人は観光客はマラケシュに皆無。
韓国人観光客はちらほら。でもコロナ前に比べたら全くいません。]

ずっとなにか話して付いてこられて困っていたところに
待ち合わせに彼女がバイクで到着。

彼女におもむろにバイクに乗れと言われて
バイクにまたがり二人乗りで
マラケシュの街を走ることとなりました。

マラケシュの旧市街にあるスークは、
上の写真のように道幅が狭いので
車両の乗り入れができません。

スークの中の移動は
徒歩、自転車、バイクの3択となります。

ということで、
2人乗りバイク移動で狭いスークの道を爆走し
買付をして回ったのです。

素晴らしきベルベルのヴィンテージ

この日の1件目はSOMMEで大変好評いただいている
ヴィンテージのHYKE(ハイク)テキスタイルをPICK UP。

今回は柄がきれいで厚手のものを何枚か選んで
ラグとクッションカバーに加工しました。

ヴィンテージのハイクは2枚と同じものがないと言われるように
配色が様々で本当に選んでいても楽しいです。

今回は加工用に探したので、
カットした時の見え方も想像しながら
何百枚というハイクの中から
宝探しのようにとっておきを見つけました。

ヴィンテージハイクについてはこちら


ハイクに続いて、
面白いヴィンテージのラグをたくさんコレクションしている
おじさんを訪ねました。

前回、少量展開したヴィンテージラグが一瞬で売れてしまったので
今回はもう少し、サイズやデザインのバリエーションで買付したいと
事前にリクエストして、彼女が探してくれたコレクターのおじさん。

上の写真は一角のほんの一山ですが、
実際はこれの20倍くらい、
ありとあらゆるデザイン、サイズ、織りの
ベルベルのヴィンテージラグを見せてもらいました。

おじさんのアシスタントの青年が40℃近い室内で
全てのラグを広げてはたたみ、広げてはたたみ、
そんな感じで見せてくれました。

青年はがりがりでした。
この仕事、きっと食べても食べても痩せてしまいます。

最終的に30枚くらいまで絞り、
リビングに良さそうな大判のもの、
一回り小さいものなどを選びました。

予定では数枚のつもりが、素敵なものが多くてついつい
買いすぎてしまいました。

この後クリーニングに出して綺麗にしてもらって
綺麗になったら最終支払いという流れです。

魅惑のベルベルポッタリー

モロッコのある北アフリカに古くから住む
ベルベル人の暮らしの中で使われてきた陶器。
主に鍋や食器などの生活の道具から、
人や動物を象った置物などなど。

文化を背景とした古いヴィンテージの道具たちは
赴き深く本当に素敵なものばかり。

今回はベルベルのヴィンテージの陶器を扱っているベルベル人の方に
ヴィンテージの陶器を見せてもらいました。

ベルベルの人たちは現在も暮らしの道具として陶器を作っているので
ベルベルの陶器には新しいものと古いもの(ヴィンテージ)があり、
新しいものは安価で比較的手に入りやすいですが、
ヴィンテージで状態の良いものは、
日本の骨董と同じくなかなか希少なのです。

今回買付の中で一番気に入ったヴィンテージの
小鳥の陶器。フォルムや模様の可愛さと
ヴィンテージの色あせ感がすごく良い雰囲気です。

この小鳥の置物は現在も作られており新しいものも買付ました。
新しいものは8月26(金)発売です。

※ヴィンテージは9月末発売予定です。


一日中マラケシュ中ををバイクで走り回って
素敵なヴィンテージを探した充実の一日でした。

この日はスケジュールがびっちりだったのでランチをスキップし、
早めの夜ご飯で新市街ギリーズのお気に入りのレストランで食べました。
ごはんについてはまた別でまとめて書きたいと思います。

その⑤につづく